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3行で終わる世界観説明
・異世界惑星ガーデンボウルから
・地球を侵略しにやってきた人外たちと
・地球のとある人間との話
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ナリタチ
地球大好き、半人前の神さまが、
昔むかしに見よう見まねで創り出した
壮大な地球ごっこを繰り広げる箱庭惑星、ガーデンボウル。
そこには大小さまざまな大陸、通称“ガーデン”がありまして、
ガーデンごとに若干の文化の違いもありました。
とある小さなガーデンでは、
二つのコロニーが権力争いを続けておりました。
“海科”のイキモノたちから成るひとつは、通称“海軍”。
“空科”のイキモノたちから成るもうひとつは、通称“空軍”。
このガーデンには、神さまが現地取材の名目で
地球に足を運ぶために空けたまま、閉じ忘れた穴が
ひとつ、ふたつ、みっつ……とボロボロありました。
そんな穴に気付いてしまったのは、両軍の現トップたち。
その目で本物の地球を見て、人間を見て、
ガーデンボウル内では知りえなかった知識を身につけてしまいました。
地球のナマ情報は、毒か薬か、やがて信念のすれ違いから現トップたちの対立を生み
それは巨大なふたつのコロニーを形成し、小さな惑星の小さなガーデン内での
陣地の取り合いになり、やがて戦争とも取れるような争いに発展していきました。
だけどもやっぱり、ココは狭い。陣取り合戦にも、限界が見えてきました。
それなら、…………
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舞台はそんな、
問題児たちの塊コロニーを抱えてしまった“ガーデンボウル”……
……から遠く離れた、現代の地球。
人間嫌いで、人外に憧れを抱く、いい年になっても現実が見えない中二病患者“中嶋波久礼”。
彼のもとに、狭いガーデンボウルを飛び出してきた
海軍、空軍が押しかけることとなってしまいました。
本物の人間である波久礼から見れば、ガーデンボウルのイキモノはまさに人外の存在。
憧れの存在を目の当たりにした波久礼に対して、イキモノたちはこう告げます。
「私たちは、地球の陸地を頂戴しに参りました」
一方、海軍、空軍のトップたち。
一員が地球に送り込まれ偵察に励む間にも、
ガーデンボウルで言い争いを続けておりました。
『世界を陸・海・空と三分割にするとすれば』
『陸と「海」「空」は我々の領域となるが』
『残った「空」「海」ぐらいは譲ってやっても構わない』
『だから言うなれば、“世界の1/3はお前にやろう!!”』
イキモノショウカイ
中嶋 波久礼 -Hagure Nakajima
分類:人間
住処:地球
人称:俺 お前
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中二病を拗らせた人外娘フェチの大人
人外娘を人工的に生み出すのが夢
現実の女性は生理的に無理
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さめこ -Sameko
分類:海科
住処:クレシゾラ
人称:俺 お前
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異世界からやってきた海軍のトップ
だいたいいつも偉そう
人間を超えたい
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レタス・ニクスキー -Lettece Nicski
分類:海科
住処:クレシゾラ
人称:わたくし あなた様
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さめこの右腕で信者
頭はよいけど
さめこ第一主義
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風見葉 九郎 -Kuro Kazamitsuba
分類:空科
住処:クレシゾラ
人称:私 お前
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異世界からやってきた空軍のトップ
堅物だけど対話はまあできる
人間になりたい
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鳩ケ谷すず -Suzu Hatogaya
分類:空科
住処:クレシゾラ
人称:すず キミ
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九郎直属の第一部下
人懐こい性格の鳥頭
九郎の事を実の母親のように慕う
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